自宅で楽しむコーヒーの淹れ方

ホームカフェを楽しもう

チェーン店や個人経営のカフェ、喫茶店はたくさんあり、更にお店の雰囲気やメニューはドリンクに始まり軽食など多岐に渡ります。中にはもう既にお気に入りのカフェを近所で見つけていて、満足している方もいるかと思います。一方で、なかなか見つからなかったり、いいお店ほど混んでいてゆっくりできなかったりということもあると思います。また、カフェではゆっくりしたい人、友人や家族と談笑したい人、食事を楽しみたい人、本気でコーヒーを嗜みたい人など様々です。

そこで今回は自分のこだわりや楽しみを叶えてくれる「ホームカフェ」を紹介します!

目次

  • ホームカフェを楽しもう
  • ペーパードリップ
  • ネルフィルター
  • コールドブリュー
  • コーヒーメーカー
    • ドリップ式
    • カプセル式
    • ソリュブル式
  • まとめ

 

自宅で楽しむコーヒーの淹れ方

前提として、コーヒー一杯は130cc~140㏄です。また、挽き方が粗くなるにつれて増えますが一杯当たりコーヒー粉は10~20gが適正です。それを踏まえ、様々な淹れ方を紹介します。

ペーパードリップ

一般的なコーヒーの淹れ方です。シンプルな分、初心者の方にお勧めです。

【用意するもの】

  • コーヒー粉(中粉挽き) :10~12g
  • お湯:140cc
  • ペーパーフィルター
  • 細口ドリップポット
  • サーバー
  • ドリッパー
  • メジャースプーン

【手順】

  • コーヒーが出来たときが飲み頃になるように、器具はお湯で温めておきます。お湯は95℃が理想的な温度です。
  • ペーパーフィルターをセットします。フィルターの底の接着されている部分を外側に、側面の接着されている部分を内側におり、ドリッパーに軽く抑えながらセットします。
  • フィルターにコーヒー粉を入れます。ドリッパーを軽く振って、粉を均しておきましょう。ムラなくお湯を注ぎやすくなります。
  • コーヒーに含まれるガスを抜くために蒸らしましょう。コーヒーとお湯が馴染みやすくなります。コーヒーに20ccほどゆっくりと注ぎ、粉全体にお湯を含ませ、20秒ほど待ちます。サーバーに数滴落ちてくるまで待てばOKです。
  • 蒸らしが終わったら、コーヒーにお湯を注いでいきます。お湯は80cc、40㏄、20㏄の3回に分けて優しく注ぎましょう。中心に真上から「の」の字を描くように注ぐとまんべんなくコーヒー液を抽出することができます。
  • 温めておいたカップに注ぎ、コーヒーを楽しみましょう。

 

ネルフィルター

「ネル」とは、手触りの柔らかい織物「フランネル」からきており、この織物を使って抽出する方法を「ネルドリップ」と言います。紙よりも深めの袋の状態でドリップされるため、厚みのある層をお湯がゆっくり通過するので濃度の高いコーヒー液になります。また、厚手のフィルターによって、雑味が抑えられ、微粒子も細かい滑らかな口当たりのコーヒーに仕上げられるのが特徴です。

【用意するもの】

  • コーヒー粉(中挽き) :10~13g
  • お湯:140cc
  • ネルフィルター
  • ネルドリップ専用サーバー
  • 細口ドリップポット
  • メジャースプーン

【手順】

  • 始めて使うネルフィルターは、糊あ汚れが付着している場合があるので軽く水洗いした後、コーヒー液で20分程度煮沸します。
  • ネルフィルターに一度お湯を通してから、固く絞り、しわを伸ばしてセットします。ネルフィルターが冷えてからだと伸びにくくなるため、素早くセットしましょう。
  • 杯数分のコーヒー粉を入れ、平らに均します。
  • ペーパードリップと同様に蒸らした後、3回に分けお湯を注いでいきます。注ぎ方がペーパードリップと同じで中心からフィルターにかからないように、「の」の字を描くようにします。
  • 温めておいたコーヒーカップに注ぎましょう。使い終わったネルフィルターは、煮沸して布に付着したコーヒー粉を取り除きます。残っていると脂肪分が酸化して、臭いの原因になり味にも悪影響を及ぼします。煮沸後は、冷水を入れた容器などに漬けて冷蔵庫内で保管、水は毎日取り換えましょう。

 

コールドブリュー

かつてオランダ領だったインドネシアで発明されたことから「ダッチコーヒー」とも呼ばれます。熱湯の熱を加えず、静かに一滴ずつ時間をかけて抽出するため、コーヒー本来の味が顕著に出る淹れ方です。

【用意するもの】

  • コーヒー粉(深炒り、細挽):10g
  • 冷水:100g
  • ウォータードリッパー
  • 細口ドリップポット
  • マドラーまたはヘラ

【手順】

  • フィルターに数杯分のコーヒー粉を入れます。
  • はじめは全体が湿る程度の水を入れ、マドラーやヘラでかき混ぜます。コーヒーの油によって、時間がかかりますがしっかりと混ぜて湿らせましょう。ここでムラができると、十分な抽出ができません。全体を湿らすことができたら、コーヒー粉の表面は平らにしておきましょう。
  • 水タンクをセットし、コーヒー粉の分量×10gの水を入れましょう。抽出している間に、水タンクにゴミが入らないよう蓋をかぶせておきます。暑い場所ではなく、なるべく涼しい場所に置いて抽出しましょう。
  • 数時間かけて水タンクの水が全て落ちきったら、完成です。
  • そのままグラスに注いで飲むことが出来ます。残った場合は、匂いがつかないようにドリッパーに蓋をして冷蔵庫で保存しましょう。

 

コーヒーメーカー

・ドリップ式:コーヒー豆を挽いてできたコーヒー粉にお湯を注いで、コーヒーを抽出する方法。自分の好きなコーヒー豆が決まっていて、一度にたくさん抽出できるものが多い。

機械にいれるだけでコーヒー豆をコーヒー粉にしてくれる全自動、挽いたコーヒー豆をフィルターに移し替えて使うミル付き、コーヒー粉をセットするだけのミルなしの3つに大きく分けられる。保温機能やタイマー機能があって便利な一方で、掃除の必要やフィルター代がかかるなどのデメリットもある。

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カプセル式:専用のコーヒーメーカーにカプセルをセットして、抽出する方法。

カプセルにはちょうど1杯分のコーヒーが入っているので、計量などの手間がなく、常に同じ美味しさを楽しめる。カプセルの種類も豊富で、コーヒー以外の飲み物もある。カプセルを捨てるだけなので掃除の必要もないが、本体・カプセルの価格が他のコーヒーメーカーと比べて高い。

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ソリュブル式:コーヒー液から水分を取り除き、顆粒状にしたものを再度お湯で溶かす方法。

コーヒー粉をタンクに一度セットしてしまえば、タンクからなくなるまで水を供給するだけなので、一番お手軽。種類は10種類程度だが、コーヒーだけなら十分。

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まとめ

いかがでしたか?コーヒーにも色々な淹れ方があることがお分かりいただけたと思います。

自分の生活にひとつ加えてみてはいかがでしょうか。また、コーヒーをより楽しむための「コーヒー豆の選び方」を解説したページやその他おうちコーヒーに関する情報を載せたページもあるので、是非ご覧ください!


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