自宅で知的エンタメ!? オンライン工場見学のすすめ

はじめに

最近は大人の工場見学も人気ですが、このご時世、わざわざ地方の工場を訪ねることも難しいでしょう。しかし実はコロナ禍を乗り越えて、オンラインでの工場見学を実施している企業もあります。今回は、そんなオンライン工場見学をご紹介します。

オンライン工場見学とは

Zoomや動画、VRを活用して現地に赴かずにWeb上で工場見学ができるサービスです。
オンラインならではの良さを活用して、さまざまなしくみを知ることが出来ます。

オンライン工場見学のメリット

従来の工場見学とオンライン工場見学とでは異なる点がいくつかあります。
そこから考えられるメリットを見ていきましょう。

どこでも、いつでも参加できる

インターネット環境さえ整っていれば、どこでも気軽に参加できるというのが工場見学に限らず、オンラインイベントの特徴です。また、都合さえ合えば予約をして気軽に参加できるというのも良い点でしょう。

繰り返し見ることができる

動画での工場見学であれば、気に入った作業工程や分からなかった説明をもう一度観直すことができるのも嬉しい点です。現地での工場見学の場合、担当者の方に聞き直すのはなかなかハードルが高いですが、オンライン工場見学では自分の思うように操作ができます。

双方向にコミュニケーションをとることができる

Zoomなどでのライブ配信形式のオンライン工場見学であれば、チャット機能やマイク機能で質問をすることができます。説明の途中であれば、担当者の方の声を遮らないようにチャット機能を使って、質問タイムなどが設けられていればマイク機能を使うとコミュニケーションがとりやすいでしょう。

普段は入れない場所の様子も見られる

現地の工場見学では見られない風景を、オンライン工場見学では見られるかもしれません。オンラインであれば、工場見学を担当する方もセキュリティ面や衛生面からの問題も心配することないため、双方にメリットがあると言えます。

オンライン工場見学のデメリット

臨場感に劣る

担当者の方も参加者が楽しめるように見せ方やコンテンツを工夫されていますが、機械の動きや音、全体の空気感など、実際に工場に足を運んだ方がより楽しめる場合があります。

インターネットや機器に慣れていないと難しい

年配の方や普段から機械を使わない方からすると、スムーズに参加ができずに楽しみづらい可能性もあります。その場合は、ご家族や知り合いの方を誘って一緒に楽しんでみて下さい。

参加方法

準備するもの

参加する形式によっても、準備するものは変わってきます。動画形式なのか、生中継形式なのか、VRなのかをしっかりと把握しておくとよいでしょう。
・インターネット回線
・参加用デバイス(PC、タブレット、スマートフォン)
・イヤホン、スピーカー
・VR対応機器

予約

生中継形式のオンライン工場見学であれば、多くの工場がホームページ上で予約フォームのあるページを作成しています。気になる工場や企業のホームページを確認してみると良いでしょう。具体的に、4つおすすめをご紹介します。

おすすめのオンライン工場見学

コカ・コーラ

コカ・コーラ(オンライン工場見学|コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 (ccbji.co.jp)
こちらは生中継形式で、コカ・コーラの歴史や工場の仕組みを学べたり、現地の工場見学では見られない様子も見られたりできるようです。また、コカ・コーラクイズなどコンテンツもたくさん用意されています。

独立行政法人 国立印刷局

独立行政法人 国立印刷局 – 工場見学・オンライン工場見学 (npb.go.jp)
VRで国立印刷局の展示室と工場内を見学できるようになっています。VR内には動画のリンクも貼られており、気になる設備についての詳細を知りたい場合はすぐにアクセスできるようになっています。

トヨタ自動車九州株式会社

工場見学:リモート工場見学のご案内 | トヨタ自動車九州株式会社(toyota-kyushu.com)
こちらはZoomを使ったウェビナー形式で、トヨタ自動車宮田工場から生中継で「クルマづくりのこだわり」や「LEXUSの魅力・取り組み」を知ることが出来ます。

KITKAT(キットカット)

オンライン工場見学 | キットカットを知る | KITKAT(キットカット) (https://www.nestle.co.jp/aboutus/factorytour)
こちらは動画形式でのオンライン工場見学となっています。キットカットがどのようにして出来上がるのかを、実際のラインに従って見ることができます。
社員の方が分かり易く説明してくれており、すべて見ても10分程度と短いので、気軽に楽しむことができます。

まとめ

いかがでしたか?オンライン工場見学にも様々な形式があり、それぞれ特徴があることが分かりました。それぞれの企業や工場の歴史やこだわり、製品ができる流れを見るのはとても楽しいです。みなさんも是非ご参加ください!


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