お掃除革命 自動掃除機の選び方

 自動掃除機とは、部屋の床を自動で移動して掃除してくれる掃除機のことです。最近では自動掃除機の普及が進み、新機能が追加されたモデルも次々と登場しています。今回は、多種多様な自動掃除機の中から、どのようにして自分に最適なモデルを選べばよいのかをお伝えしたいと思います。

自動掃除機を選ぶ際のチェックポイントは、大きくわけて次の8つです。

  1. 掃除方法
  2. 吸引力
  3. サイズ・形状
  4. センサー・カメラ
  5. 連続使用時間・充電時間
  6. ダストボックス・ダストステーション
  7. ナビゲーションシステム
  8. 価格

では、それぞれのチェックポイントについて詳しく見ていきましょう。

掃除方法

掃除方法については、吸引タイプが一般的ですが、最近では乾拭きや水拭きをしてくれる拭き掃除タイプもあります。自動掃除機を使って掃除したい床の種類やペットの有無などによって適した掃除方法が変わってきますのでご注意ください。
吸引タイプはフローリングや畳、カーペットでの使用に適していますが、拭き掃除タイプはカーペットや畳には向きません。また、ペットがいる場合には、吸引タイプがおすすめです。
最近では、吸引と拭き掃除の両方の機能を備えたモデルもあります。

吸引力

吸引力は、吸引口の広さやブラシの種類・形状、センサーなどによって変わってきます。吸引タイプの自動掃除機を買う際は、これらの要素に着目して、吸引力の強弱を判断してください。

サイズ・形状

サイズや形状については、自動掃除機を使って掃除したい部屋の広さや間取り、そこに置かれている家具の種類などを考慮して最適なものを選びましょう。
例えば、家具の少ない広い部屋にはサイズの大きなモデルが適していますし、狭い部屋や角の多い部屋には小さいモデルが最適です。また、ベッドやソファの下も自動掃除機で掃除したいのであれば、そうした家具の隙間に入るサイズの自動掃除機を選ぶ必要があります。

 

センサー・カメラ

自動掃除機で掃除したい部屋に段差がある場合や、掃除したい部屋が複数ある場合は、センサーやカメラに優れており、段差を超えられるモデルを選ぶ必要があります。こうしたモデルは、ごみや段差、部屋の情報などを検知することで、効率的に掃除することができます。

連続使用時間・充電時間

連続使用時間や充電時間は清掃度や手間に影響します。特に、自動掃除機で掃除したいスペースが広い場合にはこれらの要素が重要となります。
通常、連続使用時間は1時間~2時間程度、充電時間は3~6時間程度です。

 

ダストボックス・ダストステーション

ダストボックスの大きさや形状によってお手入れのしやすさが変わります。
ダストボックスの容量は150mlから700mlを超えるものまで様々です。この容量が小さいほどごみを捨てる頻度が多くなりますのでご注意ください。また、中にはダストボックスを水洗いできるモデルもあります。ダストボックスも清潔に保ちたい方は、水洗いが可能かどうかも調べてみましょう。
また、掃除が終了して自動掃除機が充電台に戻ると、充電台と一体化したダストステーションにごみを入れてくれるモデルもあります。このモデルだと、ごみ捨てが1か月に1回程度で済むため、ほとんど手間がかかりません。

 

ナビゲーションシステム

自動掃除機の動き方を決めるナビゲーションシステムには、ランダムナビゲーションとシステムナビゲーションの2つがあります。


ランダムナビゲーションの場合、障害物に近づいたりぶつかったりする度に方向を変えて掃除します。様々な方向から同じ場所を掃除するため、ごみを取り逃すことが少なくなります。ただ、移動距離が長くなるために掃除の時間が長くなってしまいます。
他方で、システムナビゲーションの場合は、センサーやカメラで部屋の広さや家具の位置などを検知して掃除のルートを決め、そのルートに沿って掃除をします。ランダムナビゲーションの場合よりも掃除の時間が短くて済みますが、ごみを取り逃す可能性が高くなってしまいます。

 

価格

自動掃除機は、1万円台で購入できるものから10万円を超えるものまで様々です。ご自身の予算と欲しい機能のバランスを見ながら考えましょう。

 

さて、いかがでしたでしょうか。
本記事が皆さんの自動掃除機の選択・家事の省力化に貢献できれば幸いです。
Telework.Aiでは、今後も自動掃除機の情報を提供していきますので、ぜひご覧ください。