遠隔教育支援 テレワーク時代のオンライン社員研修とeラーニング

社員研修というと、講師を呼んで大きな会議室で講義を受けたり、さらにグループワークを行ったりするのを想像する人が多いでしょう。しかし、テレワークが拡大した昨今には、このようなスタイルは合わないものとなってきています。そこで、利用したいのがオンライン研修とeラーニングです。

■オンライン研修
社員はPC等の端末があれば自宅でも研修を受けられます。例えば 1対 多 のオンライン研修にはウェビナーツールやWEB会議ツールを使用することで、自宅での研修が実現できます。これらのツールには挙手・質問・アンケート・チャットなどの機能も備わっているためリアルタイムで双方向のコミュニケーションが可能なうえ、ファイル共有したりグループワークを行うことも可能となっています。さらに、この研修を録画しておき後述のeラーニングツールにアップロードすることで、ビデオを見直して復習したり、受講できていない社員のフォローを行うことができます。

<オンライン研修で利用できるウェビナー、WEB会議ツール>
zoom、Microsoft Teamd、Skype、Google Meet、Cisco Webex、V-CUBEなど
(Telework.Aiではこれらについても別でまとめておりますので、ご覧ください。)

■eラーニング
eラーニングは比較的多くの会社で利用されていたり、個人でも利用できるため、実際に利用した方も多いでしょう。自宅に居ながら、動画を見たりテキストを読むことでインプットし、テストを受けアウトプットを行うというのが一般的でしょう。
先のオンライン研修のみではその場でやったきりになってしまい、忘れてしまうということが多くあります。これではもったいないですね。そのため、eラーニングでオンライン研修の復習や、テストを行うことで、知識の定着をることでオンライン研修の弱点を補完することができます。
さらに、人事部や上司は部下の進捗や定着度を管理しフィードバックすることが必要になってきますので、LMS(Learning Management System:eラーニングのコンテンツ配信や、学習の進捗・成績を管理するシステム)も重要になってきます。LMSは各社で機能や料金が大きく変わってくるので自社に合ったものを選ぶと良いでしょう。

<eラーニングツール>
Cloud Campus、iStudy LMS、ひかりクラウドスマートスタディなど

■オンライン研修とeラーニングの使い分け
オンライン研修とeラーニングには一部似ているところがありますが、それぞれの特徴に応じて使い分けるのが良いでしょう。
例えば、柔軟な質疑応答が想定されたり、グループワークやディスカッションが必要な場合など、リアルタイムなコミュニケーションを重視する場合はオンライン研修、体系的な学習や繰り返し行うべき内容にはeラーニングが向いていると言えるでしょう。

以上、遠隔教育支援について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。Telework.Aiでは遠隔教育支援に関するツール等についてまとめておりますので、ぜひご覧ください。