オンラインでセミナーを開催 ウェビナーツールを選ぶ方法

多人数が密集する会議やセミナーは自粛したり規模を縮小したりしています。一方、テレワークが一気に広がりを見せ、世間では「zoom飲み会」なる言葉なども誕生しております。数カ月前まではZOOMという単語を聞いても、「カメラのズーム機能?」という程度の認識の方が多かったのではないでしょうか。しかし、今となっては当たり前のようにzoomが使われるようになりました。

この記事を読まれている方の中でもzoomを使用したことがある方は多いのではないでしょうか。zoomというとテレビ会議システムというイメージを持たれる方は多いと思いますが、実は「1 対 多」のセミナー形式の使用にも用いられるのです。今、セミナーをzoomなどを用いてWEBで行うことが多くなっており、このような形式のセミナーを従来のセミナーと区別してウェビナーと呼んだりもします。ウェブ+セミナー→ウェビナーという造語ですね。
ウェビナーで使用できるツールにはzoom以外にも色々とあるので、今回はウェビナーのツールについて説明しようと思います。

大企業やITリテラシーの高い企業でしたら、高額な費用が掛かったり、高度な機能を搭載したウェビナーのツールを選定し使いこなせるかもしれませんが、多くの中小企業、零細企業、個人事業主にとっては費用面でも使用面でもできるだけハードルを下げたいというのがあるでしょう。

今回は、「費用面でハードルが低いツール」、「使用面のハードルが低いツール」の2面から紹介をさせていただきます。ただ、前提としてPCで使用するということで話を進めていきますのでご了承をお願いします。まず大事な選び方のポイントです。チェックするのは次の点です。 

■費用面のハードルが低いもの
無料プランのあるウェビナーツールを紹介します。ただ、無料なので色々と制限はあるので、制限があっても問題ない方のみが対象となります。

・コクリポウェビナー
 無料プランは最大3人、最大30時間/月、最大60分/回などの制限有

・zoom
 無料プランは最大100人、最大40分迄/回などの制限有

■使用面のハードルが低いもの

ウェビナーツールの使用開始にあたって配信者と受講者の両方に対し、必要な手順は主に次にあげるようなものがあります。

・アカウントの取得  

・アプリケーションのインストール

これらが不要なものは、手順が少なくなるため、使用のハードルが低いと言えます。

・zoom

 配信者受講者
専用アカウントの取得必要不要
新規アプリケーションのインストール必要不要

・FreshVoice webinar

 配信者受講者
専用アカウントの取得必要不要
新規アプリケーションのインストール不要不要

筆者も多くのウェビナーに参加してきましたが、zoomによるウェビナーが最も多いという印象を受けていました。実際、費用面でも使用面でも導入ハードルが低いというのが人気の理由でしょうね。
ただ、本格的に導入していくとなると、挙手機能、チャット機能、投票機能、録画機能、動画ストリーミング機能など様々な機能や、使用制限(時間や人数など)でトータルで考えていくこととなります。
まずは、zoom等を無料で使用してみて、自分にとって必要な機能をしっかりと認識したうえで、有料のものを選定していくのが間違いのない方法になるでしょう。使いこなせない不要な機能に高い費用を割くのはもったいないですからね。

Tokkyo.Aiではウェビナーツールについてまとめておりますので、ぜひご覧ください。