たかだか電話、されど電話は欠かせない PBX

電話はなんてほとんど使わないといっても、お客様からの電話はなくなりません。しかもテレワークだったら、誰が電話をとって、どうやって担当に転送をしていくのか、と考えるとまだまだ、必要不可欠、お客様からの信頼のためにも大事なサービスなんです。

この分野もクラウドサービスとして実現するクラウドPBXや、仮想PBXといった、オフィスという場所にとらわれずに仕組みを実現できるようなサービスがあります。テレワーク導入にあたっては、この電話の仕組みを実現するPBXの分野は、実はかなり優先度の高い、位置づけとなっています。

今日はどのようなポイントで選んでいくのか、見ていきましょう。

そもそもですが、PBXはどのようなことをやっているのでしょう。最初にお話したいと思います。 こんな機能があります。

テレワーク環境での必要性ですから、今日は、クラウドPBXの選び方、どのようなポイントで選んでいくのか、見ていきましょう。まず大事な選び方のポイントです。チェックするのは次の点です。 

  1.  必要な電話機能
  2. セキュリティ性能
  3. サポート体制

がポイントです。

必要な電話機能

既存の電話を置き換えていくわけですから、普段お使いの機能が搭載されている必要があるでしょう。

転送機能、音声ガイダンス、そして場合によっては、通話履歴の取得や分析、FAX送信機能などもあるかと思います。もし業務で欠かせないと言った場合には、選択肢も限られてきますので、何を優先するのか、といった判断も必要かもしれませんね。

一方でクラウドPBXになることで、今まではできなかったようなことが実現可能になります。たとえば、手元のスマートフォンを内線電話代わりに使えるようになったり、お客様の電話を自宅でスマートフォンで受けられるようになるわけです。もっと進んでいくと、他の業務システムとの連動も考えていくことができるようになりますので、こんなできるようになることも鑑みて、業務の流れ全体を見直していく、といったいい機会になるかとおもいます。

セキュリティ性能

そして、セキュリティ性能です。
導入形態としては、SaaS型とPaaS型の2種類が大きくあります。SaaS型ですとマルチテナント方式で他社との共用利用のため、導入スピードも早くコストも低め、かつどこからでもアクセスが可能など様々なメリットがあります。一方でシステムを共有するわけですので、セキュリティを重視する企業の場合は、個別にプラットフォームが用意されたPaaS型のご利用をおすすめします。
その中でも、二段階認証や、IPアドレス制限、さまざまな外部からの防御機能や監視機能などもついているかチェックが重要になってきます。

サポート

最後に、サポートです。
PBXも特に外部のお客様からの連絡手段としては、ビジネス的にも生命線となってきます。回線も含めた万全の体制が組まれているのか、確認をしましょう。代替の手段がある企業もあるかと思いますので、そちらがある場合は、あわせ技での実現をすることも可能です。

たかが電話、されど電話ということでご紹介をしてきましたが、思い返すとまだまだ大事なインフラと位置づけている企業も多いので、万全の対策で導入を図り、さらに新しいスタイルへの転換を図っていただけることを願っております。Telework.Aiでは、その一助となれるように最新の情報をご提供していきたいと思います。