外出する機会や人に会う機会が減ると、何だか閉塞感を感じますよね。「人間は社会的な動物である」という古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉がありますが、大昔から人の本質は変わっていないものだと思い知らされます。上記言葉は「社会なくしては自分を失う」ということですので、人間は社会から癒しを得ていることになるのでしょう。
癒しを得るためには様々な手法がありますが、大きく下記2種類があると考えています。
- 社会性を作り出し癒しを得る方法
- 人間の持つ感覚に働きかけて一時的に癒しを得る方法
ここでは1の社会性による癒やしについて考えてみましょう。
社会性を作り出す方法としては、次のような方法があります。
・カウンセリングを受ける
・共通の趣味等を通じた仲間を作る ・ペットを飼う
では、お話をしていきますね。
カウンセリングを受ける(オンラインカウンセリング)
一人で塞ぎがちな人にとっては、カウンセリングはもっともポピュラーな解決方法です。自分の悩みを他人に打ち明け共感してもらうだけで、活力が湧いてくるというものです。上でも述べましたが、人間は社会的動物です。「共感」を得るということは、とても気持ちの良いことなのです。SNSが爆発的に普及した根源的理由は「共感」なのです。少し話が逸れてきましたのでカウンセリングに話を戻しましょう。
withコロナの時代においてカウンセリングはどう変わるでしょうか。対面が難しくなった今、オンラインカウンセリングが注目されています。これは電話だけでなくZOOMやLINE等のテレビ電話機能を用い相手の表情と見ながら、都合の良い時間と場所で受けられるカウンセリングです。中にはLINEやメールでメッセージのみのやりとりをするというのもあります。
メッセージカウンセリングのみですと比較的お手頃（約1200円/回、約4000円/週）で、テレビ電話カウンセリングになると、約3000円～/30分が相場のようです。ただ、有資格者や人気カウンセラーになると料金が高くなる傾向があるので、自分に合いそうなカウンセラーを見つけてみるのが良いかもしれません。
オンラインカウンセリング cotree
共通の趣味を通じた仲間を作る
こちらも根本的には上記カウンセリングで触れた「共感」を得るためのものですね。共通の趣味を通じて「共感」を得て、これが癒しとなるということです。
最近はwithコロナならではの趣味が出てきています。例えば、自宅エステ、おうちキャンプ、VR旅行、音楽などですね。
ペットを飼う
生き物を家族として迎え入れ、新しい社会性を得ることで、それを癒しとするものです。人間は自分の好きな人のためになら頑張れますよね。同じようにペットでも「ワンちゃんのために・・・」とか「ネコちゃんに早く会いたい・・・」という気持ちが湧いてくるかと思います。
最近では、ペット型ロボットも人気になってきています。ペット型のロボットとしてはAIBO（アイボ）が人気でしたが、最近ではAI搭載で、より高度な学習と行動ができるようになったため、あたかも本物のペットのように振る舞うことができるのです。例えば、飼い主に褒められたらそれを学習して、次回は褒められるような行動をとるようになるというものです。
QooBo しっぽのついたクッション型セラピーロボット
以上、いかがでしたでしょうか？Telework.Aiではwithコロナの時代に合った「癒し」についてまとめているので、どうぞご覧ください。