はじめに
近年話題になっているインターネット上の仮想空間“メタバース”。
そのなかでも特に話題を集めているのが、メタバースゲームです。
ただ、メタバースゲームって、いわゆる普通のゲームと何が違うの?と疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、そんなメタバースゲームの特徴や魅力についてご紹介していきます!
メタバースゲームについて
メタバースゲームとは、仮想空間”メタバース”を舞台にしたゲームであり、アバターを操作してゲームをプレイすることが特徴です。ゲームによってはVRのシステムを使うことで没入感のあるプレイを楽しむこともできます。
そして、ユーザーはプレイしながらゲーム内の仮想通貨を得ていき、この仮想通貨を現実の通貨に換金することでお金を稼ぐことができます。この、“Play to Earn”という仕組みがメタバースゲームの最大の特徴です。
お金を稼ぐ仕組み
続いて、遊びながらお金を稼ぐ“Play to Earn”について、より詳しくご紹介します。
まず、各ゲームにおけるミッションやクエストをクリアすることで、ゲーム独自の仮想通貨が得られます。バトルゲームであれば、バトルに勝利した報酬として通貨を得られることもあります。
そして、これらは“仮想通貨取引所”を通じて現実の通貨に換金することが可能です。
また、これ以外にもNFTの売買によって収益を得る方法があります。NFTとは、簡単に言うと“世界に一つだけのデジタルデータ”のことです。
ユーザーは、ゲーム内で得た通貨でNFTアイテムを購入したり、NFTアイテムを作成して販売したりすることができます。
代表的なゲーム
メタバースゲームは数多くありますが、これからご紹介する二つは特に人気の高いゲームです。
・THE SANDBOX
THE SANDBOXは、メタバース空間内で建物やアイテムを作って楽しむゲームです。
プレイヤーはLANDと呼ばれる土地を購入し、キャラクターやアイテムを作っていきます。また、独自のツールでNFTアイテムを作ることもでき、ユーザーはこれらのアイテムやLANDを売買して収益を得ます。
このゲームの通貨SANDは、日本のサービスで取引ができるため、日本人が始めやすいゲームでもあります。有名企業が出資したりLANDでの出店を検討していたりと、注目度が大変高いことが窺えます。
・Axie Infinity
こちらは、アクシーと呼ばれるNFTキャラクターを育てて、戦わせるゲームです。育成してバトルに勝利すると、報酬として仮想通貨を得られます。そして、育成したアクシーをNFTマーケットで売ることもできます。ただ、最初にアクシーを購入するためにお金が必要となります。
このゲームはアジアの低所得国で大流行しており、このゲームで生計を立て、家を建てた人までいるほどです!
メリット/デメリット
続いて、メタバースゲームのメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
・遊んで利益が得られる
まず、最大のメリットとしては、先ほどから述べている通り、ゲームを遊ぶことで収入が得られる点です。生計を立てられるレベルまで持っていこうとするとかなりのゲームスキルが求められてきますが、お小遣い稼ぎ程度であれば楽しみながら稼ぐことができるでしょう。
・手軽に始められる。
メタバースゲームの中には、初期投資が不要なゲームもいくつかあります。VR機器を使わずに遊べるゲームもあるので、気軽な気持ちで始めることができるでしょう。
また、NFTというとある程度の知識が必要なイメージがあるかもしれませんが、先に紹介したTHE SANDBOXのように専用のツールでNFTが作れるものもあり、知識がなくても安心して遊ぶことができます。
デメリット
・思うように利益が得られないことも
遊びながら稼げるとはいえ、大きな利益を得るためには慣れと、ある程度のゲームスキルが必要になってきます。また、仮想通貨はレートの変動も激しいため、換金する際にはしっかりと見極めることも重要です。
・初期費用がかかる
VR機器が必要なゲームの場合、それらを揃える必要があります。また、Axie Infinityのように、ゲームを始めるのに仮想通貨で買い物が必要な場合もあるため、自分が遊びたいゲームはどのくらいの費用が必要なのか最初によく調べておくことが大切です。
・依存性が強い
ゲームに限らず、メタバースは依存性が強いことで問題視されています。ゲームに熱中しすぎて家から出なくなったり食事が疎かになったりして、健康問題につながる可能性もあります。節度を持った付き合い方が重要になってきます。
まとめ
今回は、メタバースゲームについてご紹介しました!
このように、メタバースゲームは上手く遊べば大きな収益を得ることができるシステムとなっています。簡単に始められるものもありますので、ご興味があればぜひ遊んでみてください!