未来の世界を夢見たSFの世界、映画スターウォーズで見たシーンかと見間違えるかのようなことが起きています。リアルがやっていたことが、バーチャルに置き換わっていくことで、この世界、一気に質も量も変わってきています。今日は、この世界を一緒に垣間見てみましょう。
最初にこちらのグラフを見てみてください。これはイベント・コミュニティプラットフォームを提供されている「Peatix Japan」さんが公開した調査結果です。
出典) Peatix 「2020年 オンラインイベントに関する調査」
https://blog.peatix.com/featured/2020_onine_event_survey.html
非常事態宣言が発表された4/6からオンラインイベントが増え始め、6/17の時点でなんと約80%がオンラインイベントとして開催されています。オンライイベントへの参加者が垣間見られるアンケート結果もあり、企業の方は是非他の調査結果もご覧になると参考になるかと思います。
オンラインイベントと言うと企業でのセミナーを思い浮かべますが、ここはホームエンターテイメントの分野。楽しみましょうというコンセプトですので、その分野に思いを馳せると、記憶に新しいのは、5月に渋谷区公認で開催された「バーチャル渋谷」でしょう。
なんと言っても同時に5万人の人が参加したこのオンライベントは、あらゆる課題やニーズ、仕組み、組織を一変に取り込んで解決した事例です。
渋谷区観光協会、渋谷未来デザイン、KDDI、ネトフリックス、Clusterなど50社が参画している「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」が、次世代通信5Gを使って、渋谷の新たな価値観や文化を創造し発信していこうと発足した組織が企画をしました。
しかも本来は、リアルな場所にVR/ARを融合しようとコンテンツを企画していたもの。これをコロナ渦中にの状況を鑑みて、すべてバーチャルな空間に渋谷のまちとその中で繰り広げられる世界を再現しようとしたものでした。
仮想空間内に作られたスクランブル交差点、そこで繰り広げられる、攻殻機動隊というアニメのコンテンツをあわせてたアニメと技術の世界を実現。5GやVR/ARといった様々なxTech の技術が組み合わせられました。
出典)cluster
https://cluster.mu/w/79347fb9-05f5-429e-ab5f-8951ee8cd966
です。実は各社で得意分野や価格体系も大きく異なっているんです。
その中で実際の有名人がアバターとして扮して登場するバーチャルライバーが登壇をして、様々な紹介をしながら、バーチャール空間の中を一緒に歩き回っていました。まさに、完全にバーシャルの世界で、様々な人達が参加し、技術や企業が組み合わされて実現された新しいオンライイベントの世界でした。
きっと、これからの新しいエンターテイメントの布石となり、モデルとなっていく事例でしょう。ちなみに、何度かその後も開催されているので、要チェックですね。
さて、こんなオンラインイベント、他にも様々な形で提供されるようになってきました。ちょっとご紹介すると、この世界、音楽アーティストによるライブ配信はもちろん、別な場所からアクターが参加をするZoomを使った演劇、一斉を風靡しているリアル脱出ゲームのオンライン版など、とどまるところをを知りません。リアルで開催されないから無理ということではなく、本当に大きく挑戦が試みられていますので、是非参加をしてみてください。もちろん、Telework.Aiでもこれは!というオンラインイベントを紹介していきますので、これからも後、ご期待です!